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§2 ストレスの内部要因
慢性疲労症候群などは原因が不明ということになっていますが、そもそも疲労の原因は何なのか。その答えの一つとして、社会の仕組みがもたらすゆとりのなさを挙げることも確かに出来るでしょう。ただしそれだけなのかというと決してそうは言い切れません。
忙しさはストレスをもたらします。ただしそのストレスを緩和する作用が本来人間には備わっています。疲労が慢性化せざるを得ないという状態は、長期間にわたるストレスが、そうしたストレスを緩和させる機能の限界を超えてしまっている…あるいは、もともとストレスを緩和させる機能が上手く働かない人が慢性疲労症候群になるのではないか、などとも考えられます。
すなわち、慢性疲労症候群や鬱病などの症状の場合、外部の要因プラス、ストレスを緩和させる機能といった内面的要因が関係してくるのでしょうが、症状を引き起こす原因としては、むしろ内面的要因の方が強いのではないかと思います。
§1 ストレス社会
§2 ストレスの内部要因
§3 ストレスの緩和